Profileのような何か

 何を書けばいいのかわかんないけれど、とりあえず好きなものとかいろいろ書こうかと。

すきなものについて

 中学まではあんま自覚してなかったけど、高校の時に数学ってなんか面白いな~ってなって、そこから好きになっていった気がする。
 世間的に数学ってあんまいい印象を持たれてないような気がするけどあまり気にしてない。まあ好き嫌いの分かれる科目ではある。
 でも数学が好きな人にありがちな神秘主義みたいな空気もあんま好きじゃない。緩く付き合ってる。ざっくり言うと腐れ縁。
 正直もっと分かりやすい強みが欲しかったけどこういうのは選べないから仕方ない。
 好きな定理とかもあんまない。ただwebGLと付き合ってた頃はいちいち数学がコアな部分で登場するので、仕方ないなぁって感じで行列とかそういう知識を使ったりしてた。数学活躍しすぎだろ。びっくりだよね。

 小学校くらいの頃に十二戦支爆裂エトレンジャーっていうアニメをやってて、それ見てたらなんかすごい、なんか興味惹かれて、そういう感じで入ったけどそのあとしばらく離れたのでその時点ではそこまで入り込んでなかったかもしれない。ポケモンはそれなりにやってた。模写とかしたり。
 再燃したのは多分「我が家のお稲荷さま」っていうライトノベルに出会った頃で、あれ狐の主人公が出てくるんだけどなんだろ、「狐笛のかなた」とかも好きなんだけど、狐の人外によくあるなんだろ、執念深い所とか一途なところとか気紛れなところとかそういうのがすごい気に入ってて、なんか狐いいなって。それでTwitter始めようなった時もそういう感じで決めたんだと思う。
 多分狐については造形よりありように心が惹かれている。もふもふかわいいけれども。
 好きなケモノはキツネ系、アシカとかサメ系、ヘビとかトカゲも好き。

 小さい頃は蓄膿で潜れなかったんだけど、治った頃から潜ったり泳いだりすることにだんだん興味がわいてきて、プールで25m潜水とかできるようになったりした。
 50mの潜水も何回かやったことある。今はできないけども。
 水中に潜るの好き。鼻からブクブク息が出ると生きてるって感じがする。
 5年前くらいに堂ヶ島で潜ったらお魚がたくさんいて感動した。潜るの好きになってよかったって思った。初めてそれを体験してから1週間後に水中で使えるカメラを買った。毎年素潜りで写真とか撮ったりしてる。水中とてもきれい。いつか絵に描いてみたい。
 流れてくるイラストで水中のケモノさんとか見ると速攻で反応してしまうのはその辺りが刺激されてるからで、見てると一緒に潜りたくなる。

印象に残ってる物語

作:上橋菜穂子 理論社(2003)

 霊狐と呼ばれる使い魔の狐が、少女に出会って情と宿命の間で揺れ動く物語。少女は少女で立場上霊狐とは仲良くできないので、やきもきする展開が続く。そこが凄く切なくて心惹かれる。初めて読んだときはどっぷり浸かって読み終わったら朝になってしまった。ラストの展開までぜひ楽しんでください。おすすめ!

作:柴村仁 電撃文庫(2004~)

 封印されていた狐の妖怪が、ある兄弟に封印を解かれて祠から抜け出し、怪異から助けたり日常生活を楽しんだりするほのぼのコメディ。主に1巻と2巻が好きで、この主人公の狐の気紛れなところ、まっすぐで情に厚いところ、封印されていたことに対するそっけない感情とか、時に感情的になるところとか、ありようのすべてが好き。獣化シーンが割と多いのでおすすめ。特に松風水蓮さんの漫画版は動物描写が毛の一本一本まで繊細ですごく良き...

作:景山民夫 角川文庫(1992)

 絶滅したはずの首長竜の子供が母親と死別して海岸に流れ着いたところを研究者の子供に拾われ、父子の元で大きくなるまで育ち、そのあといろいろある物語(ざっくり)。クーがとにかくかわいい。一緒に潜ってみたい。夏に読むのにぴったりの小説。
 これに出会ったのは当時よく用宗まで自転車で泳ぎに行ってて、その帰りに立ち寄った書店で角川のフェアやってたんですよね。それで気になって買ったら一気に読んでしまった。最近はそういう出会いが無いからちょっと寂しい。Twitterで色々流れてくるのだけど、紙の本との出会いも大切にしたい。

作:迎夏生 メディアワークス(2000~)

 動物の力(ANIMA)を宿した+ANIMAと呼ばれる存在が生きる世界。カラスのアニマを持つクーロは魚のアニマを持つハスキーと出会い(というか強奪し)、以降旅を共にする。そのあとクマのセンリとこうもりのナナも加わって珍道中が始まる...といった物語。アニマの獲得には条件があるが、種族によってはもともと獲得していたりするなど、世界観が緻密で、キャラクターも魅力的で、コミカルな描写とシリアスな描写のバランスが絶妙で、大好きな作品。好きなキャラはハスキー、一番感情移入できるのはセンリ。おすすめです。全人類読んでほしい...いつかアニメ化してほしいと思ってる。アニメ化しないかなぁ。
 2巻の外伝に出てくるワニの保安官のセリフが忘れられない。授かってしまったものは大事にしないといけないね。

作:斎藤惇夫 岩波少年文庫(2000)

 リスのグリックは毎日ケージの中で悠々自適の生活をしていたが、ある日窓から飛び込んできたハトのピッポ―に外の世界を知らされ、安住の地を捨てて北の森を目指す。途中で連れ添いと出会ったり、ドブネズミの戦いに巻き込まれたり、動物園で疎外感を味わったり、川に流されたり、いろんなことを経験しながら旅をする物語。
 いわゆるガンバシリーズの一作目にあたり、アニメで有名な「ガンバの冒険」はこれのスピンオフに当たる二作品目である。
 挿絵を担当してるのは薮内正幸さんという方で、毛の一本一本まで繊細でありながら表情も自在に描き分けていて惹きこまれる。
 後続の作品も好きなんだけれど、一番印象に残ってるのがこれ。いつかグリックのように独り立ちできるといいのだけど。

作:牧原あかり 講談社(1984)

 リスのパルタは郵便屋さんになりたて、走るのが速いのが自慢、まじめすぎるのが玉に瑕。幼なじみのチロに励まされながら、忙しい毎日を送っていたが、ある一枚の手紙がきっかけで、とんでもない事件に巻き込まれてしまう...
 小さい頃読んだ本で、ずっと印象に残ってる。14匹とか色々読んだはずなんだけれど、本棚のすみっこにあったこれがずっと。引っかかってて。
 多分大人になりたいんだと思う。それで忘れられない。ずっと。